本日は節分ですね。
数年前まで「鬼の来る日は保育園行きたくない」
と言っていたうちの子供たちも全然平気で登園しました。
「成長したなー」としみじみ…(*^-^*)
さて、ご存知の通り『節分』は「季節を分ける」と書きます。
冬を追い払い、春を呼び込むためのもの。
旧暦で言いますと、明日から新年『乙未』の年が始まります。
ちなみに『桃太郎』のお話ってこの節分の行事、
迎春呪術を表しているという説があるのをご存知ですか?
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桃太郎は川から流れてきて、おじいさんとおばあさんに拾われました。
『桃』は陰陽五行で表すと金局になります。
金は西方位を表すのですが、桃はその象徴です。
「鬼が島に悪さをする鬼がいる」、と聞きつけ、きびだんごをもって鬼退治に。
お供についたのはサル・キジ・イヌですが、十二支で言うと『申→酉→戌』となります。
申と酉は五行で言うと、やはり「金」。
そして、戌自体は「土」なのですが、
四柱推命で言うと『申・酉・戌』は『方合』という組み合わせで、
とても金の要素が強まります。
ちなみにきびだんご、現在は黍を使わず作るために白いものをよく見かけますが、
本来黍は黄色になります。黄色は五行で土をあわらしますので「土生金」
丸い形は金を表し、桃太郎以下家来たちの金を助け、パワーアップさせる力を持ちます。
そして海(亥・子=水)をわたって『鬼が島(丑・寅=土)』にたどり着きます。
強い桃太郎チーム(金局)が、鬼(土)をやっつけるわけですから、
相漏というサイクルで、鬼(=陰)の力が弱まります。
「北東=鬼門の鬼」ですね。
※鬼の姿は「丑の角と寅柄のパンツ」で風水から来ているとされています。
そして、鬼(陰)を追い払って春(卯)がやってくる。
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というサイクルなのですが、文章だけだと意味不明かな…(^^;
十二支を時計に当てはめて、12時を子から始めるとわかるかもしれません。
ちなみに、節分に投げる豆、こちらも「白くて、かたくて、丸いもの」
これは金の要素を表します。
日本の民俗学の本を読んでみると、そういった五行を用いて
慣習が出来上がったりしているのが、とても興味深いです。
ちなみに、「桃の木」は魔よけとして昔からよく使われていて、
京都の鬼門方向の山は一面桃の木が植えられていた地域があったそうです。
また、京都御所の鬼門方向の屋根に、桃の木で作った木彫りの申が置かれてるのを
観光の時に見られた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ちなみにそんな感じの身近な風水についての授業を4月から行うことになりました。
タイトルは『子供の学力を伸ばすお勉強風水』です。
お試し授業は2月24日に行います。
お試しの方はどんな内容にするか、まだ悩み中…(^^;
また詳細は告知いたしますね。
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