「へー、そうなんだ」と感心した、高知の厄年落としの風習

旭町3丁目不動産・竹村です。
「先日40歳になりました。」
・・・なんて話は以前書きましたが、自分が40歳なせいか、
周りでは「厄年」の話題をちょこちょこ見かけます。
節分 豆 厄落とし
で、うちの夫も今年「本厄」

お正月に親戚で集まったときに、
親戚のおばちゃんが「節分の夜は、辻の真ん中に豆を捨ててこないかん」と言い始めました。

よくよく聞くと、
厄年の人は、年齢の数(数え)の豆を紙に包んで、
夜、家から一番近い交差点の真ん中に捨てて、
振り返らずに家までたどり着かないといけない、とのこと。

高知で昔から伝わる厄落としなんですってー。

なんで「夜」か、というと、「鬼は、夜しか出ないから」
なんで「交差点」か、というと、「鬼に、どこに行ったかわからなくするため」
なんで「振り返っちゃいけない」か、というと、「振り返ると鬼がついてくる」
とのこと。

へー、そうなんだ。

調べてみると、京都の方から伝わって、
四国ではまだ似た感じの厄落としをする地域が他にもあるみたい。
私が聞いたのは「豆」でしたが、「お金」という地域とか
「靴の中に入れる」という地域とか、色々。

そんなわけで節分の日は夫にやらせました。
しっかり包みすぎたのか、翌日も、夫の厄(豆)はその場にありました。
翌々日には、『落し物』と思われたのか、どなたかが移動させたようで、
邪魔にならないよう、道路の片隅に置かれていました(^^;

ちなみに、親が高知出身の私の知り合いの方は、
結構大人になるまで、厄年に関係なく、毎年やるものだと思っていたそうです。

ご近所の交差点、家族全員の豆、てんこもり(*´艸‘*)

Comments are closed