七夕 |

本日は『七夕』、五節句の一つで「笹の節句」ですが、あいにくの空模様。

残念ながら天の川は期待できなさそうなお天気です。

今週中に今季初の台風が上陸する予報も出ていて、

そんな動向にも注目しないといけない一週間となりそうですね。

さて、七夕といえば「短冊に願い事を書く」というのがお決まりで、

うちの子供たちも『トッキュウジャーになりたい』とか『おかあさんになりたい』とか

書いていましたが、本来は『手習い事の上達祈願』とのこと。

『たなばたさま』で歌われる“五色の短冊”も、中国では“五色の糸”をつるすそうで、

『織姫』ですし、なるほどー(*^-^*)

ちなみに短冊に日本だけだそうで、明治の改暦以前には七夕はお盆行事の一環として

行われていた影響だそうです。

仏教では盂蘭盆の施餓鬼法要で五色の短冊を飾りますが、

それが裁縫上達を願うお祭り『乞巧奠（きっこうでん）』と混ざって今の形になったとか。

ちなみに現在は『笹』に飾りますがが、平安時代には赤芽柏（ひさぎ）が使われていて、

室町時代には梶の木が使われました。

笹の葉には先祖の霊が宿るとされているので、その辺りからもお盆行事の影響がうかがえますね。

また、Wilipediaをみると、“五色”は五行説（木・火・土・金・水）からの『緑・赤・黄・白・黒』とのことですが、

施餓鬼の五色だったら黒でなくて“紫”ですし、ましてや“先祖供養”ならやっぱり紫が外せないのですが･･･。

影響は受けているけれど、季節の節目の『節句』という意味合いがメインということなんでしょうねー。

・・・とはいえそんな細かいことは気にせず（←自分で書いておきながらアレですが…＾＾；）、

今日は短冊にかかれた、子供の将来の夢や頑張りたいことについて、

家族でおしゃべりしながら七夕を楽しみむのが一番よい楽しみ方かもしれませんね。

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