目からウロコ。「通」と「筋」の違い、知っていますか?

地名好き。旭町3丁目不動産・竹村です。
先日お客様と地名の話をしていて、「通」と「筋」の話になりました。

高知昔の地図

画像は「高知市の歴史」サイトよりお借りしました。

高知の場合、南北に走っている道が「通」
東西に走っている道が「筋」だそうです。

 
※地域によって異なります。こういう区別をしている地域の方が全国的には少ないそうです。

・・・これって高知の方は皆知ってることなのかな?
私、結構感心して聞いてたんですけどね…(^^;

「電車通りは東西に走ってない?」
と思ったアナタ。鋭い!!

今は「電車通り」なんですけど、
その方のお話だと昔は「本丁(町?)筋」って言っていたらしいです。
※「本丁筋」で検索すると、
上町付近の地名になってしまうので、ちょっと定かではないですが・・・。

調べてみると、町づくりの過程で
これらの名称がついたらしく、「通」というのは町そのもの。
例えば「大橋通」とか「天神橋通」とか・・・。
『町の中の道』なんですって。

で、『町から町へ移動する道』が「筋」なんですって。

大阪とかもそんな感じで町づくりがされていたらしいので、
それを真似たんでしょうねぇ。

時代の流れとともに変わったものもあると思いますが、
高知は意外とそのままの呼び名が残ってたりもするので、
そんなことを考えながらの町歩きも楽しそうですね(*^-^*)

【参考サイト】
大阪市内の筋・通一覧
Web高知 土佐旅ぶらり

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