あれから9年。ハザードマップの見直しをしましょう。

本日は3月11日
東日本大震災よりもう9年が経つんですね。

今朝、あの時被災した学生で、地元の復興に携わっている人たちの「今」を追う
といった内容の番組をみましたが、まだまだ何も終わっていないのだと改めて感じる内容でした。

あれから9年、日本全国で、大規模な自然災害のニュースが多くありました。
昨年度(2019年)の、豪雨による河川決壊により大きな被害を受けた地域があったのも記憶に新しいですね。

当社ではそれを受けて、宅地建物取引業法の重要事項説明書で説明義務のある内容

・当該宅地建物が造成宅地防災区域内か否か
・当該宅地建物が土砂災害警戒区域内か否か
・当該宅地建物が津波災害警戒区域内か否か

に加えて、「指定河川洪水浸水想定区域内」に該当する場所については
書類を添付し、説明を加えておりました。

ですが、昨年度の台風による河川決壊被害を受けて、
県から出されているハザードマップに見直しが加わり、「河川浸水想定区域」のエリアが大規模に変更されています。

(旧)河川浸水想定区域

昨年まではこのくらいの想定でした。

高知市河川浸水想定区域

河川浸水想定区域が見直しされています。

比べてみると明らかに違うのがわかりますが、
以前、河川洪水浸水想定区域でなかった場所も想定区域に含まれていたり、
鏡川、国分川を周辺を中心に、浸水深が大幅に変更されています。
(下の画像には、土砂災害警戒区域や避難所のエリアも含まれています)

当社でご説明した情報が古くなっている可能性があります。
改めて、ご自身のお住まいや職場周辺が、
どのような地域に該当するのかご確認をお願いします。

また、この県のサイトでは、
「津波災害警戒区域」「土砂災害警戒区域」
「避難所の場所」なども調べることができますので、
一緒に確認しておくと良いといざという時に役に立つ思います。

【高知県防災マップ】
http://bousaimap.pref.kochi.lg.jp/hazmapkochi/hazmap/

特に、進学や就職などで、知らない土地に行かれる方は、
いざ避難所が開設されたときに「避難所の場所がわからない」とならないよう、

お引越し後の、スーパーやコンビニの確認に加えて、
避難所の場所を確認しておくことをおすすめします。
自然災害は、まず「命を守る」ことが最優先
そのためにも、平常時に確認しておくことが大切ですよね。

世の中は新型コロナウィルスの話題でもちきり。
どこへ行っても暗い話ばかりですが、
「命さえあればなんとかなる」
そんな気持ちで、明るく上を向いて頑張りたいな、と思うのでした。

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