もうすぐ節分ですね。
小さい頃「鬼の来る日は保育園行きたくない(T_T)」と言っていたうちの子供たちも、
さすがに小学生ともなると、「鬼は保育園の先生がやっちょったがでー」としたり顔。
でも夜一人でトイレに行けなかったり、お化けはやっぱりこわいみたい。
なんだかかわいらしいですねー^^
そんな今回は、節分のお話。
ご存知の通り『節分』は「季節を分ける」と書きます。
冬を追い払い、春を呼び込むための行事。
旧暦の立春の日、2019年は2月3日から、新年『己亥』の年が始まります。
節分といえば、「豆まき」や「柊鰯」、「恵方巻き」などがありますが、
その中でも「豆まき」は文武天皇の時代、慶雲3年(706年)に初めて宮中で行われたそうです。
鬼の来る、丑寅の方位は北東。
一番初めに太陽が当たらなくなる方位ですので、陰の気が強いです。
その「陰気」を払い、春を呼び込むために、五行(木火土金水)で言うところの、金の要素の強い「大豆」を投げつけ、春を呼び込むというもの。
金が土の要素を弱めます。
上のイラストを見てください。
鬼の姿は、牛の角が生えていて、寅柄のパンツを履いています。
この鬼のイメージは、北東の方位、「丑寅」を組み合わせたものと言われています。
・・・え?牛に角はない?
本来、牛は角が生えているのですが、私たちが見る闘牛以外の牛は、お互いを傷つけたりしないように、除角作業が行われているそうですよ。
今回は、知っていると誰かにちょっと話してみたくなるお話でした^^
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